弁護士コラム

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2012.07.20更新

≪スタッフ トピック≫
 普段、私たちが利用しているようなごく普通の病院から、未納医療費の回収についての無料相談があるといいます。
 最近に限ったことではないそうですが、医療費の未納・滞納が増え、病院の財務を圧迫してきているというのです。その滞納の理由は様々で、不景気による収入の減少であったり、単に支払い意思が無かったり、診療後に所在が不明となってしまう等、中には悪質なケースもあって困っているそうです。
 実務上、取引をする相手を選べる一般的な商取引と違って、医師には応召義務(「診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」医師法 第19条第1項)というものがありますので患者を選ぶことは出来ません。ゆえに、単に、この患者さんはどうも信用できない、とか、支払い能力が無さそうだから診療しない、などという訳にはいきませんので、どうしてもその分、焦げ付きも出てくるのでしょう。
 また、医療機関となれば話題性も高いため、病院側としては、地域の評判なども無視出来ませんので、あまりに強硬な催促をすることにも抵抗があるようです。そうかと言って、患者さんの言う事を信じて待つだけでは、不払いは減らず、先々経営自体が厳しくなるのを見過ごすわけにもいきません。
 当事務所は、医療費の回収において、特に一層、そういったご事情も踏まえ、ご依頼者(病院側)と患者さんとの関係を重視した、丁寧で誠意ある対応を心掛け、患者さんとも向き合っていく、そんな意識を持って対応して参ります。

投稿者: 髙瀬孝司法律事務所

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