弁護士コラム

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2012.01.11更新

 数日後、所内でも、知人から聞いた内容をそのまま話して話題となりました。概略としては、
・加害者(知人の方)は、見通しが悪い交差点での左右確認不足は否めないが、一時停止はしていた
・相手方は、交差点内をゆっくり走行していた知人の自動車を前方に確認しながら、後から交差点に入った
・相手方のブレーキの跡は無かった(・・・脇見運転の懸念あり?)
・もし相手方も30キロ(当該道路の法廷内速度)で走っていたなら、事故回避が可能だったのでは?(速度超過?) etc

 総じて、示談でも10-90%は無いだろうが、法廷で争ったら立場逆転(max100-0%!?)できるかもしれませんねとの見解。ケースによって様々な要因が絡むので一概には言えないとしても、弁護士への委任も検討していた様子ですが、最終的には、相手方の対応も悪いわけではないし、争うようでは相手方やその家族にも悪いと思ったらしく、そのまま保険会社に進めてもらい、15-85%で示談したそうです。まあ、勝算があるとしても必要以上に争いたくないケースというのも少なくありませんが、不安な状態の中、委任しないとしても相談だけはしておくと心強かったようです。

投稿者: 弁護士髙瀬孝司

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